爆買WEEKとは?開催日程や超PayPay祭との違い、売上を上げるための施策などをご紹介!
2025年09月08日
2026年6月から7月にかけて、
EC業界ではAIエージェントに関する発表が相次ぎました。
楽天のAIコンシェルジュ、
Yahoo!ショッピングのAIお買い物メモ、
そしてASPベンダーによるAI活用サービス。
バラバラに見えるこれらの動きを並べてみると、
一つの共通した流れが見えてきます。
この記事では、それぞれの事例を整理しながら、
店舗運営者として今どう捉えておくべきかをお伝えします。
まずは楽天市場の事例から見ていきます。
楽天グループは2026年7月の説明会で、
「楽天市場」のAI活用に関する取り組みを発表しました。
AIコンシェルジュ経由の購入は、
通常のサーチ経由と比較して購入までの時間が約41%短縮し、
平均注文金額が約17%向上したという実績データが公表されています。
※2026年5月の比較データ
実際に楽天市場アプリを開くと、
画面右下に「Rakuten AI」のアイコンがあり、
ここからAIコンシェルジュによる検索が始まります。
検索窓にキーワードを打ち込む従来の導線に加えて、
AIとの対話から購入に至る新しい導線が生まれつつあるということです。
実は弊社でも以前、楽天市場「Rakuten AI」の検索挙動を実際に検証しており、
AIが商品を並べるだけでなく、
ユーザーが言葉にしていなかった潜在的なニーズまで解釈して提案に盛り込んでいることを確認しています。
商品ページの情報が、人だけでなく
AIにも「読まれる」前提で作られているかどうかが、今後の差になっていきます。
楽天・Yahoo!のAI検索の挙動を実際に検証した記事は
こちらの【楽天&Yahoo! AI検索を徹底検証。SEOの次はこれだ!「話し言葉」で指名されるAIO実践ガイド】で詳しく解説しています。
続いてYahoo!ショッピングの事例です。
こちらは弊社でも実際に操作し、別記事で詳しくレポートしています。
Yahoo!ショッピングアプリの画面右下には「AIエージェント」のアイコンがあり、
ここからAgent iを呼び出すことができます。
「今日は何をお探しですか?」という問いかけから会話が始まり、
ユーザーの曖昧な要望に対しても対話形式で商品提案を行う仕組みです。
このAIエージェントの機能の一つとして、
2026年6月に「AIお買い物メモ」が実装されました。
ユーザーが欲しいものをメモするだけで、
Agent iが文脈を解析し複数商品をまとめて提案してくれる機能です。
会話が苦手なユーザーでも、メモ書き感覚で気軽に使える設計になっています。
弊社で実際に試したところ、
単語の一致ではなく「まとめ買いの意図」といった文脈まで汲み取った提案が返ってきました。
以前、Yahoo!ショッピングの「AIエージェント」についても検索挙動を検証した際、
AIが単に商品を並べるのではなく、
ユーザーが言葉にしていなかった
潜在的なニーズまで解釈して提案する傾向を確認しています。
検索されるキーワードだけでなく、
AIに文脈で拾われる商品情報の設計が重要になってきています。
実際の操作画面とあわせた詳しいレポートは
こちらの【楽天&Yahoo! AI検索を徹底検証。SEOの次はこれだ!「話し言葉」で指名されるAIO実践ガイド】で詳しく解説しています。
購入者側だけでなく、運営者側を支援するAIサービスも動き出しています。
クラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」を展開するインターファクトリーは、
2026年7月9日、新たなAIサービス「EBISU AGENT」を立ち上げ、
第1弾として「AI活用EC運用代行サービス」の提供を開始しました。
商品登録や画像加工、LP制作といった業務を、
AI技術と同社の従来比で最大60%のコスト削減を掲げるオペレーションで支援するサービスです。
このサービスも、AIだけで完結する設計ではありません。
最新のAI技術と経験豊富なプロによる品質管理を組み合わせることを同社自身が明言しています。
「AIを操るのはプロ」という考え方を前面に出しており、
熟練した運用担当者がAIのコントロールを担う設計になっています。
つまり業界全体を見渡しても、
「AIに任せれば終わり」という段階にはまだ至っていないというのが実情です。
購入者側の導線であれ、運営者側の業務であれ、
AIが効率化を担う一方で、最終的な品質や判断には人の関与が前提とされています。
私たちのような運営代行だからこそ見えてくる課題や、
現場での経験が生きる場面はまだまだ多くあります。
個々の店舗が置かれている状況、
扱う商品の特性、
そのときどきの市場の動き。
こうした文脈を踏まえた判断は、AIだけでは代替しきれない部分だと考えています。
運営代行だからこそ提供できる価値については
こちらの【楽天運営代行とは?おすすめの活用法とサービス内容・費用・実績事例を解説】で詳しく解説しています。
この記事の重要なポイントを3つに整理します。
■楽天・Yahoo!では、購入者の意思決定をAIが支援する動きが本格化しており、商品ページの情報設計に見直しが求められている
■運営者側でも、商品登録や画像加工などの定型業務をAIが支援するサービスが登場している
■ただし業界の主要な動きを見渡しても、AIと人のノウハウを組み合わせる設計が主流であり、現場の経験が生きる場面は引き続き多い
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