2025年07月30日

楽天クーポンについて徹底解説!

このブログでは楽天のクーポンについて解説いたします。
楽天でショップを運営しているがクーポンの発行のやり方がよく分からない、
クーポンを使ってどんな活用方法があるのか、クーポンは発行したものの効果が今ひとつ出ていないなど、
クーポンと言っても様々なお悩みがあるかと思いますので、
このブログを読んでいただき少しでもお役に立てましたら幸いです。

1.今さら聞けない楽天クーポンの種類&発行方法

【1-1.楽天クーポンとは?】

【1-1.楽天クーポンとは?】

正式には楽天クーポン「RaCoupon(ラ・クーポン)という名称の楽天市場で使えるクーポンサービスです。
一口にクーポンと言っても様々な種類や活用方法、発行方法がありますので順番にご紹介いたします。

【1-2.クーポンの種類について】

【1-2.クーポンの種類について】

楽天市場で使えるクーポンには複数あり、主に下記のクーポンがよく使われています。
それぞれ解説していきます。

【店舗発行型クーポン(配布型)】
店舗で自由に発行できるクーポンです。
商品ごとや購入金額ごと、購入数など柔軟に設定できるため
基本的にはこの店舗発行型クーポン(配布型)を利用してクーポン施策を行うのがおすすめです。
クーポンの有効期間は最長で3ヶ月。


【サンキュークーポン(自動付与型)】
ユーザーがお買い物をした後に自動的に付与されるクーポンです。
店舗側で事前に設定しておく必要があります。
店舗発行型クーポン(配布型)と異なり、有効期間は1ヶ月〜3ヶ月ですが、
クーポン獲得期間は最長で3年間とかなり長いのがポイントです。


【ジャンル別クーポン】
楽天市場が発行するクーポンで、特定のジャンル(カテゴリ)内でしか使えないという制限のあるクーポンです。
ユーザーはそのジャンル内の対象店舗・商品でのみ使用できます。
基本的には楽天原資なのでクーポンの費用負担がないのが特徴です。※
※クーポンキャンペーンに参加するために費用が発生することもあります。


【サービスクーポン】
楽天市場側でクーポン費用を負担してくれるクーポンです。
主にスーパーSALEやお買い物マラソンなどの楽天イベント時に出ることが多く、事前に参加申し込み等の手続きが必要です。


【運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)】
上記のクーポンとは異なり、クーポンに広告の要素を加えた有料広告施策です。
設定しておくとクーポン対象商品を検索した際に、検索画面上部にクーポンが表示されるため、他のクーポンよりも露出面で有利になります。
常時表示させても良いですが、楽天市場に多く人が集まるイベント時のみ表示させるのもおすすめです。
クーポン獲得単価×クーポン獲得数=請求金額という成果報酬型となっております。

【1-3.各クーポンの発行について解説】

各クーポンごとに発行方法が異なりますので、それぞれ解説していきます。

【店舗発行型クーポン(配布型)】 RMS→店舗設定→クーポン設定→クーポン(配布型)

【店舗発行型クーポン(配布型)】 RMS→店舗設定→クーポン設定→クーポン(配布型)

クーポン(配布型)を新規登録する>

クーポン(配布型)を新規登録する>

クーポン名や値引きプラン、有効期間などを適宜入力し登録して完了

クーポン名や値引きプラン、有効期間などを適宜入力し登録して完了

【サンキュークーポン(自動付与型)】

【サンキュークーポン(自動付与型)】

RMS→店舗設定→クーポン設定→サンキュークーポン(自動付与型)

サンキュークーポンを新規登録する>

サンキュークーポンを新規登録する>

クーポン名や値引きプラン、有効期間などを適宜入力し登録して完了

クーポン名や値引きプラン、有効期間などを適宜入力し登録して完了

【ジャンル別クーポン】

【ジャンル別クーポン】

楽天市場TOPページなどに表示されている特集ページなどを確認し、配布されているクーポンを獲得

【サービスクーポン】

楽天の広告枠を購入してから申し込むことが多いので、こちらのクーポンについては事前にショップ担当のコンサルタントへ確認が必要です。

【運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)】

【運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)】

RMS→広告・アフィリエイト・楽天大学→広告(プロモーションメニュー)→運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)

上部メニュータブの運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)→キャンペーン→新規登録

キャンペーン名や継続月予算、入札単価などを適宜入力し確認するボタンを押して登録する

楽天市場の検索画面上部に表示されます。

【2.おすすめのクーポン活用術と注意点】

上述のように楽天には様々なクーポンがありますが、どんな活用方法があるのかいくつかご紹介いたします。

楽天ではクーポンを獲得したユーザーには自動でアプリのお知らせやメールで通知されます。
こちらからお知らせしなくても良いので、
まずはクーポンを獲得してもらうように商品ページやショップページなどにもクーポンバナーを設置してアピールしましょう。

【2-1.楽天イベントに合わせる】

楽天市場では定期的にモール型イベントが開催されます。
代表例はスーパーSALEやお買い物マラソンなどです。

これらのイベント開催中は楽天市場に多くのユーザーが流入されますので、
このタイミングに合わせてクーポン施策を実施するのがおすすめです。

また、このようなイベントの際に「3時間限定」や「本日23:59まで限定」といったタイムSALE型のクーポンを発行したり、
クーポンアドバンス広告を配信して購買促進するのも効果的です。

【2-2.リピーター向けの施策】

メールマガジンやLINEで「メルマガ会員限定クーポン」を配信し、2回目、3回目…といったリピート購入してもらうようにする施策です。

【2-3.レビュー投稿をしてもらう】

商品を買ってレビューを書いてもらったらお礼にクーポンをプレゼントする施策です。

ただレビューを書いてもらうのではなく、次回使えるクーポンをプレゼントすることで投稿率も上がりやすくなるので、
その商品にもレビューが貯まりさらに売れやすくなる、といった好循環を狙います。

商品購入後にレビュー投稿を促すメールを送信するか、
商品発送時に「レビュー投稿でクーポンプレゼント!」といった内容を記載したチラシ等を同梱するのもおすすめです。

【2-4.効果検証も忘れずに!】

クーポンを発行して終わり、ではなくその後の振り返りも大事です。

効果検証を行い、割引率や獲得数、利用率などを改善し売上UPに繋げることを意識しましょう。

また、よくある例として一度クーポン施策を行ったが効果が良くなかったので止めてしまうことがありますが、
たった1回のクーポン施策では良し悪しが分からないので何度か実践してみることも大事です。

何度かやってみて効果がないと判断した場合はクーポンの利用条件や割引率等の見直しも必要となります。

【2-5.クーポン有料化による注意点!】

2024年4月から店舗発行クーポン(配布型)は有料化になりました。
この有料化により以下のような料金発生システムとなりました。

・クーポンの利用枚数が50枚以下の場合は利用料は発生しない
・クーポンの利用枚数が51枚以上になると1枚につき50円(税別)の利用料が発生する

【例】
・1ヶ月の店舗発行クーポン(配布型)の発行枚数が100枚で利用枚数が50枚だった場合
・請求金額:0円
・1ヶ月の店舗発行クーポン(配布型)の発行枚数が100枚で利用枚数が70枚だった場合
・請求金額:1枚につき50円(税別)×利用料発生の対象(2030枚分)=1,000円(税別)

今後はさらに利益率や原価等を考えてからクーポン施策を検討することとなります。
闇雲にクーポンを発行するのではなく、対象商品の選定や割引率、◯円以上購入で利用可能、などといった細かな設定をしてきましょう。

【3・楽天クーポンのまとめ】

楽天クーポンは複数種類あり、それぞれ特徴があります。
その店舗でどのような商品を販売しているのか。
オリジナル商品を販売しているのか、仕入れ商品を販売しているのか等によって相性の良いクーポンを選ぶと良いでしょう。

また、イベントに合わせたりリピーター育成のためにクーポンを発行して、なるべくコストを抑えつつ購買促進を図るのもポイントです。

発行作業や効果検証など面倒な作業などありますが、
そこをクリアしてなるべく効果を最大限引き出し売上の最大化を目指しましょう。

もし楽天市場でのクーポンについてのご相談やさらなる売上拡大などをお考えの方は是非一度ご相談ください!

なかなか結果が出ない…
JERICHO TOKYOの実践サポートを

JERICHO TOKYOでは楽天市場、もしくはYahooショッピングでの
・ショップ売上を伸ばしていきたい
・売上が停滞している
・すでに運営代行サービスを利用しているが上手く結果が出ていない
などのお悩みの方をサポートしております。
どんな些細なお悩みでも良いのでぜひ一度お気軽にご相談ください。

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